京都に市電発祥の地碑を訪ねて

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2016122日の午後、京都に行きましたので、京都駅前にある市電発祥の地碑を見てきました。

この地碑は京都駅北口の北東の端、ルネサンスビルの前に国鉄や京都の私鉄6社などが共同で建てた立派な石碑です。
京都では琵琶湖疏水を利用した水力発電所が明治23年に完成し、その電力を利用して明治25年に日本で最初の電気鉄道(電車)が開通した。京都電気鉄道()の経営で京都駅から伏見まで約6kmの路面電車であった。
大正7年に京都市電に買収され、市電・伏見線としてその後も長く利用されていたが、昭和45年に廃止された。

碑文:電気鉄道事業発祥の地
日本最初の電気鉄道はこの地に発祥した。
即ち明治2821日京都電気鉄道株式会社は東洞院通り七条下る鉄道踏切南側から伏見下油掛通りまで6キロの間に軌道を敷き電車の運転を始めた。
この成功を機として我が国電気鉄道事業は漸次全国に広がり、今日の新幹線電車にまで発展することになったのである。
よってその80周年にあたり先人の偉業を讃えてこの記念碑を建てる。
昭和5021



 発祥の地碑