1回目の見学:
2008年4月に大宮の鉄道博物館の見学を行いました。
その中で、電気の歴史に関連するものとして、国鉄最初の電車の車輌が展示されているのを見つけました。
ハフニ1形式 1904年の電車で、最初は私鉄の甲武鉄道(今の中央線の一部)で活躍した電車です。この私鉄は、その後、国有化されました。
木製の車体部分だけが残っており、展示されています。 電車なので、モータは?と関心があるのですが、車体の下部の写真を見ればわかるように、モータなどは全て撤去されています。
暗い館内でのデジカメ写真なので、きれいには写っていません。
国鉄最初の電車の車輌
車輌の下部のモータなどは撤去されている。
2回目の見学:
2008年8月4日に大宮の鉄道博物館の見学を行いました。
多くの鉄道関係の展示がありますが、電気の歴史に関するもので注目すべきものがありました。
日本の市電の第1号となった京都市電が展示されています。
1895年、日本で最初に開業したのは京都電気鉄道(後の京都市電)です。
その外形は図1の下部(展示プレートの下部の部分)に描かれているように、窓が7つの車輌です。
残念ながらこの1号電車の車輌は保存されていません。
残っているのは台車の部分だけです。 その台車が展示されています。 図2に示します。
図2 展示品を説明するプレート 下部に1号電車の写真を掲載
図2: 京都市電の1号車輌の台車だけが残っている。