2005年1月6日、所要で芝公園の東京プリンスホテルに出向いた。
帰路、愛宕山のNHK放送博物館に立ち寄った。
芝公園や神谷町付近、東京タワー付近には何度も足を運んでいるが、なぜかNHK放送博物館を見学に入ることはなかった。 いつでも行けるという気安さから一度も行っていないことになった。
行ってみると、ちょうど館内をリニューアルしたばかりということであった。
色々と放送、ラジオ放送とテレビ放送の歴史に関する展示があり、興味を引かれた。
特に、高柳健次郎が戦前に、1926年に送信(送像)は機械的な手法であるが、受信機(受像)は電子式というテレビジョンの開発に成功し、ブラウン管上に「イ」の文字を表示できるようになったが、そのテレビジョンの復元モデルが展示され、走査線40本(現在の普通のテレビジョンは525本)で「イ」の文字が表示されていたのは、興味が深いものである。
このイの文字を描く切手は、2004年に発行されている。
イの文字を表示している復元モデル
2004年に発行された郵便切手