電気の能力は2つに大別されます。力の利用で効率を重視する側面と通信の様に正確に情報伝達を行う点を重視する側面です。今回の「電力応用の世界」では、前者の電気の「力」としての利用、動力源として活躍している側面を、取扱います。
電力は今や産業のあらゆる局面でその動力源として、またビジネスの世界や家庭でも同様に利用されています。電気の力なしに、現代の生活は有りえません。
こうした局面には、電気照明として、電気加熱として、電気鉄道として、モーターを利用した各種利用の面で、各種産業の動力源として、電池も電力源でこれらの応用の局面を、電気化学の分野もあります、宇宙でも電力がなければ何もできません、 等々があります。
電気の力としての活躍の場は非常に広いことがわかります。これらの電力の利用の局面を網羅的に纏めました。 網羅的すぎるかも知れません。 「これも電気で動く」「これも電気のおかげだ」、、、、、と 各リーフに展開された電力の応用の世界の広さを展示した各種郵趣品を通して、お楽しみ下さい。
コレクションの構成:
第1章 電力の発電から需要端へ 10リーフ
電力応用は、電力の供給源として発電所があり、そこから各需要端に供給されて初めて成立する。
1)ボルタ電池からエジソン電力へ、3)ダムの建設と発電、5)火力発電、6)原子力発電、10)送電と配電、12)電力の需要端への供給 等
第2章 電灯・照明 光源としての利用 12リーフ
電力は電灯として照明に採用された。熱と放電による発光があり、現在では光源として利用されている。
1)白熱電球、2)蛍光灯、3)照明器具、4)懐中電灯、5)室内照明、6)室外照明、9)ネオンサイン、11)映写機の光源、12)レーザー光線 等
第3章 電気加熱 熱源としての利用 8リーフ
電力はジュール熱の論で熱の発生源として利用される。無煙・無臭で制御しやすい側面をもつ。
1)電気溶接、4)アイロン、6)電気加熱器・調理器、7)電気温水機、8)ドライヤー 等
第4章 電動力 回転力等への利用 16リーフ
電気モーターの回転力の直接的な応用、間接的な応用、力を伝達することなどに応用されている。
1)電動モーター、4)電動ドライバー、5)クレーン・巻き上げ機、7)電動ポンプ、8)エスカレーター、9)送風機、10)冷蔵庫・冷凍庫 15)可動橋 等
第5章 電気鉄道 16リーフ
電力は電気機関車・電車・地下鉄・リフト等の広義の鉄道では、その動力源である。
1)鉄道の電化、2)電気機関車、3)電車、4)路面電車、8)地下鉄、9)モノレール、10)ロープウエィ、12)リフト、13)ケーブルカー、16)リニアモーターカー 等
第6章 移動体の電力 8リーフ
移動する乗物(自動車・汽車・船舶等)や宇宙でも電力は準備され、電気の力が活かされている。
1)電気自動車、2)原子力潜水艦、5)宇宙開発と一次電池、8)宇宙開発と太陽電池 等
第7章 各産業における電力 9リーフ
工業、鉱業、農業にしても、あらゆる産業活動で電気の力は利用されている。
2)鉱業での電力、5)農業:電照菊、6)工場設備の電力、8)ロボット化 等
第8章 電気化学とその応用 3リーフ
化学エネルギーと電気エネルギーの相互利用を基にした電気化学、電池等の応用面は広い。
1)電池の製造と応用、2)電気化学の応用、3)アルミの電解精練、
第9章 一般電力応用 6リーフ
電気照明、加熱、回転力等の電動力応用以外の各種電力応用の面を紹介する。
1)高電圧の応用、2)電気駆動時計、4)交通信号、5)灯台 等
第10章 エネルギーの開発と電力の新たな応用 5リーフ
電力源は原子力発電でも有限であり、新規開発は必須。同時に新たな電力応用の面が広がっている。
1)ソーラーエネルギーの応用、3)ソーラーカーレース、4)電池利用の拡大:携帯電話 等
第11章 最後に 1リーフ
電力応用には未来は有るか!
省電力の必要性
コレクションの規模:96リーフ
1リーフのみ 代表で紹介します。