JAPEX98 作品 「アマチュア無線」

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CQ CQ こちら 郵趣 アマチュア 無線局―アマチュア無線の歴史から、活動、その醍醐味までー
コレクションの規模:115リーフ 

無線通信が発明され、実用化へ歩み始めた頃は、無線通信の研究者にとっては、アマチュアもプロも区別はなかった。G・マルコニーですら、ビジネスとして会社を設立する迄はアマチュア無線家という事も出来るのです。

無線通信技術が商用・業務用や軍用等に広く採用され始めると、ほぼ同時に、アマチュアによる無線「実験」も始まっている、という事が出来るのです。アマチュア無線は、個人の研究として、損得勘定を考えないで、不可能なことでもあくまでも挑戦するという実験精神から成り立っています。 
業務用の無線通信とはかなり異なる「醍醐味」がアマチュア無線にはあるのです。そうしたアマチュアが開発した新分野が、やがては確立した技術として、業務用無線通信に応用されていく、という側面もあります。

このコレクションでは、アマチュア無線の歴史的な背景から、その進展等を、各国のアマチュア無線の活動状況等、アマチュア無線の世界の全般を、出来るだけ広い範囲の郵趣材料を用いて、8フレームのコレクションに纏めてみました。
アマチュア無線に直接的に関連した切手は100枚程度しかありません。しかし、関連する特印等は世界中を探せば、それなりに多数のマテリアルが見つかります。アマチュア無線技術に関連する切手等は多数あります。

コレクションの構成:
第1章 アマチュア無線の始まり 
無線通信の発明・実用化が始まり、同時にアマチュア無線実験家が活動を開始した。 
1)電磁波の発見と無線通信、2)無線通信の実用化、3)無線通信の商利用、4)米国アマチュア無線連盟の創立、5)国際アマチュア無線連盟の創立 6)ラジオ放送の開始 

第2章 日本のアマチュア無線誕生 
日本でもアマチュア無線を楽しむ人がいた。やがて政府の正式認可を得て、活動を開始した。
1)日本のアマチュア無線の1号、2)アマチュア無線50年、3)日本アマチュア無線50年の起源は?

第3章 アマチュア無線の楽しみ 
アマチュア無線の醍醐味は何か?免許取得からQSLカード、コンペ等々がある。
1)アマチュア無線免許の取得、2)無線局開局とコールサイン、3)QSLカード、4)コンペとアワード、5)DXペディション、6)フォックステーリング、7)極地とも交信、8)移動局、9)誰でも楽しめる 

第4章 アマチュア無線の普及活動 
アマチュア無線の楽しみを広く一般に周知して、同好の仲間を増やすべく、日常的に活動を行っている。
1)特設局の開設、2)短波受信者、3)スカウト活動と無線、4)アマチュア無線博覧会の開催

第5章 アマチュア無線の基盤技術
アマチュア無線を実行する為には、無線通信などに関する全般的な基本知識が必要である。
1)電気の初歩知識、2)電波伝搬と無線通信の知識、3)真空管・半導体等の知識、4)無線機器、5)アンテナの知識、6)モールス符号、7)モールス電鍵、8)アマチュア無線雑誌 

第6章 アマチュア無線周波数バンドの獲得 
利用可能な有限な無線周波数帯域の中から、アマチュア無線バンドを獲得す努力が必要である。
1)CCIRとの関係、2)ITUとの関係、3)IGYでの電波伝搬研究 4)IQSYにおける研究協力

第7章 アマチュア無線家の目に映ったエポック 
どのような出来事・事件がアマチュア無線を盛んになるきっかけとなったか?惹起させたか?
1)ラジオ放送の受信、2)TV放送の開始、3)宇宙通信の傍受 

第8章 アマチュア無線の役割 
アマチュア無線は、単に趣味として通信を行っているだけではない。社会的な役割も担う。
1)非常通信の手段、2)世界と結ぶ国際親善、3)通信手段の一翼、4)社会との連携 

第9章 アマチュア無線を楽しんだ人・有名人
アマチュア無線は誰にでもできるので、意外な人がアマチュア無線家であったりする。
1)スペインの国王、2)タイの国王、3)オーマンの国王、4)モロッコの国王、5)ヨルダンの国王、6)Kolbe牧師、7)ガガーリン、8)さくらももこ、9)Krenkle 

第10章 宇宙に広がるアマチュア無線 
アマチュア無線の活動は地球上での交信に留まらず、今や宇宙との交信の時代になった。
1)SAREX計画、2)MIRでのアマチュア無線活動、3)アマチュア衛星通信の開始、4)オスカー衛星 

第11章 各国のアマチュア無線活動 
各国のアマチュア無線連盟と無線愛好家は、それぞれ独自に、活発な活動を行っている。
0)IARUによる地域分割、1)第3地域:日本、2)韓国、3)豪州、4)第2地域の国々、5)第1地域:フランス、6)英国、7)ドイツ、8)イタリー、9)スペイン、10)スウェーデン、11)オーストリア、13)ポーランド、14)ロシア、20)ルクセンブルグ、 等 

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リーフのコレクションから、以下の1リーフのみ紹介します。