*JAPEX2005作品 ちょっと横からみた電気の世界
==電気の世界の礎となっている電気の単位や部材・部品、それらの生産企業、そして関連する技術や工学の世界==
「電気―その偉大なる世界」のコレクションとして、電気の基礎になっている様々な分野に光を当ててみました。
電気の単位に名前を残した人としてアンペールやボルタだけではなく、ワットやフランクリンもいます。普段聞きなれない電気の単位もあります。
鉱山から掘り出された鉱石は、やがては電気製品に生まれ変わります。
電気の世界では金・アルミ・銅が電気材料として使用されます。
色々な部品、抵抗、コンデンサ、コネクタ、プリント基板やそれらの生産を担当する企業も電気産業の礎です。
真空管だけではなく、トランジスタや半導体の切手、集積回路ICやマイコンチップを描く切手等も見逃せません。
世界中で活動している/していた電子・電気機器企業の紹介も必要です。
数学・数式は電気の世界では礎です。その他の関連した工学や技術も大事です。
こうしたちょっと横からみた電気の世界を、広範囲な郵趣材料でまとめてみました。
構成
第1章 電気系の単位に名を残した人
電気量の単位は電磁気などの基礎的な研究に功績を残した人の名に因む場合が多い。現在はSI単位系が用いられているので、古い単位で現在使用されていない単位もある。
ボルタ、ヘルツ、アンペール、オーム、ジーメンス、ワット、ファラディ、テスラベル、クーロン、ガウス、フランクリン、エルステッド
第2章 材料の採掘と電気材料
種々の材料・鉱物などが採掘され、金属材料として、また電気材料として使用される。相対的に使用量が少ないが、電気材料はその要求事項が特殊な面が多い。
金、銅、アルミニウム、石英・水晶、またプラスチックなどの絶縁材料も欠かせない。
第3章 電気の部材・部品とその製造
様々な部品が製造され、それらはやがて電子・電気機器に組み上げられていく。
碍子、電線・電纜(ケーブル)、プリント基板、抵抗やコンデンサなどの受動素子、真空管、ダイオードやトランジスタ、集積回路やマイコンチップ、コネクタ、これらの生産を担当する電子部品製造会社、半導体製造会社
第4章 関連する工学
電気の世界は電子・電気工学だけでは不十分で、様々な関連する技術・工学があって成り立つ。
土木・建築工学、真空技術、光学、機械工学・機械工作、化学・化学工業、電気化学
第5章 数学と数学者
電気の基礎は数学である。電気は目に見えないので、数式を利用した理論構築が必須である。
数学の基礎、グラフの利用、2進数、数学者の功績、数式を利用した表記の例
第6章 電子・電気機器製造会社
電気製品を製造・販売してくれる多くの企業がある。代表的な企業のほんの一部を紹介する。
GE,RCA,東芝、オリベッティ、テレフンケン、フィリップス
合計48リーフのコレクション
以下に1リーフのみ紹介します。
オームに関連するマテリアルを紹介するリーフです。