JAPEX2000 作品 「電力技術の歴史」

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電気は最初に「電気通信」に応用され,その後に、電灯照明や電気鉄道等へと「電力応用」の面での活躍が始まった。
エジソンがニューヨークで発電を含む電灯照明事業を始めたのは、1882年であり、電力の歴史は120年足らずの比較的短い期間である。この間の電気の「電力」としての歴史を纏めた。

コレクションの構成: 
第1章 不思議な電気の発見から通信応用へ:1879年までの歴史 
電気は静電気・電池の発明があっても、それらは最初は電気通信に応用された。静電気の研究、電磁誘導の発見、有線電信の発明、電話の発明、等 

第2章 電力技術の開発と苦難:1879年までの歴史 
1879年にエジソンが白熱電球を発明するまでの期間、電力技術の開発とその苦難の時代。アーク灯の発明、エジソンの白熱電球の発明、発電機・電動機の発明、電車の発明、等 

第3章 電灯照明の実用化と電気文明の普及:1880−1930年の歴史 
電球発明から実際の照明サービスの開始、そして電気文明は徐々に普及し始めた。エジソン電灯の実用化、電球の大量生産、交流送電実験、電気博覧会、各国での電気事業開始、等 

第4章 電気の驚異―電気鉄道の興隆:1880−1914年の歴史 
馬車引き軌道が路面電車に移行、そして地下鉄等の電気鉄道が始まった。路面電車の開通、地下鉄の始まり、路面電車と地下鉄への反応、電気機関車も、モノレールの始まり、等 

第5章 何でも電気で、その希望と迷い:1880−1930年の歴史 
希望をもって何でも電気でやろうとした、そして同時に迷ったりもした時代。交流・直流論争、照明―ユーザーの選択、産業の電化、電気自動車の時代、等 

第6章 電気文明の普及:1914−1945年の歴史 
電力の供給も増加し、家庭や身の回りに電気文明が普及した時代。家電の始まり、家電製品の普及、蛍光灯ランプの発明、地方の電化、石炭の節約と鉄道電化、等 

第7章 電力供給能力の増強:1900−1980年の歴史 
水力発電所、火力発電所の建設によって電力の供給能力の増強に努めた時代。水力発電、火力発電 

第8章 新エネルギーへの弛まぬ努力:1940年以降の歴史 
電力需要に応ずる為などの理由で、常に新エネルギー源への探求は続いている。 原子力の平和利用、原子力発電の始まり、潮力発電の試行、風力発電、太陽光発電の開発と利用、等 

第9章 鉄道電化と新交通システム:1945年以降の歴史 
鉄道の電化は進み、蒸気機関車は消えた。新交通システムや高速鉄道が提案・実施されている。進む鉄道電化、新高速鉄道―新幹線、消え去った路面電車、新交通システム、リニアモータカーの開発、等 

コレクションの規模:100リーフ 展示 96リーフ 

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リーフのみ 代表で紹介します。