記;2012−11−20
古い資料を整理していたら、1979年7月3日に浜松に行っていた。 たぶん、当時の私はテレビジョン受信機のエンジニアであったので、浜松で開催されたテレビジョン学会の総会か何かに参加しるために出張したのだと記憶している。
当時も、技術の歴史には関心をもっていたので、浜松について、学会の会場に行く前に、NHK浜松放送局を訪ね、敷地内にあったテレビジョン発祥の地碑を見て、写真を撮ってきたものであろう。
30年以上も経過し、カラー写真の色もかなりあせている。
日本におけるテレビジョン開発の歴史は、浜松で始まり、高柳健次郎がこの地で研究を開始している。
高柳健次郎が戦前に、1926年に送信(送像)は機械的な手法であるが、受信機(受像)は電子式というテレビジョンの開発に成功し、ブラウン管上に「イ」の文字を表示できるようになった。
記念碑はこの「イ」の文字が大きく描かれている。
イの文字の発祥の地の碑
全景
このイの文字を描く切手は、2004年に発行されている。
2004年に発行された郵便切手